太陽光発電無料設置の仕組みを詳しく解説!

前回のブログでご紹介した太陽光発電の無料設置について、詳しくご説明します。
まず、多くの方が思うであろう、「こんなうまい話があるのか?」という疑問。
この世の中、0円ほど怖いものはありません。「結局お金がかかったりするのだろう」と
考える方がほとんどだと思います。

しかし、この太陽光発電についてはお客様に費用負担が発生することは一切ありません。
その仕組みをご説明します。

①0円設置の仕組み
現在、太陽光発電システムの導入には大きく分けて3つの方法があります。
その中で、プロタイムズ逗子葉山店が提供するのは「PPA」方式です。

PPA」は「Power Purchase Agreement」の略であり、一般的に「第三者所有モデル」とも呼ばれます。発電システムを所有している事業者と電気を利用する顧客との間で締結される販売契約です。 具体的には、太陽光発電設備を工場や利用者住居の屋根などに無償で設置し、発電した電力のうち、使った分だけを利用者が買い取る契約形態を指します。

本来だと数百万円の機器・工事代金が必要となりますが、初期費用やメンテナンス費もかかわず、ローンを組むこともありません。
他の設置方法との比較をしてみましょう。

デメリットとしては
・契約期間が通常10~20年間と長い(弊社の場合は13年)
・気候条件や設置条件によっては、導入ができないことがある。契約を断られることがある

より詳しく見てみると…
【自家消費型よりも月々の節約額が少ない】
PPAモデルは低リスクな投資ですが、その一方、月々の節約額は自家消費型より少なくなります。契約期間中は売電による収入もありません。ただ、14年目以降は設備一式が譲渡されるため、節約額や売電額は大きくなります。

【自分都合で太陽光発電システムを移動、廃棄すると違約金が発生する】
設備はPPA事業者の所有物なので、事業所の移転、転売などの際に、勝手に移動や撤去ができないことに注意が必要です。また、建物が老朽化している場合も、リフォームや建て替えの可能性があるため、PPAモデルを利用しにくい面があります。

【設置場所に制約がある】
設置場所や発電容量の条件によっては、PPA事業者の利益が期待できないため、契約を断られることがあります。具体的には以下のようなケースです。
・日照量が不十分な地域
・積雪や塩害、強風などへの特別な対策が必要な場合
・適切な設置場所を確保できない場合(スペースや屋根の向き、角度など)
・設置容量が少なすぎる場合
・設置工事やメンテナンスの負担が大きい場合

メリットとしては
・設備導入とメンテナンスの費用をかけずに太陽光発電設備を導入できる
・太陽光発電の電気を使うことで、電気代を節約できる
・CO2排出量を減らせる
などが挙げられます。

一方、PPA事業者としては
・太陽光発電のための場所を無料で借りられる
・家庭からの電気代で収入を得られる
というメリットがあることから、事業として成立しているのです。

こうした仕組みによって双方がWin-Winの関係になることから、PPAモデルの普及が進んでいます
もちろん、太陽光発電で足りない分の電気は、従来どおり電力会社から購入できます。このため、天気が悪いなどによって電気利用が不安定になることはありません。日本では、優遇された価格で電気を買い取ることを国が保証する「FIT制度」が充実していたため、これまで自家消費型が一般的でした。しかし、ご存知の通り買取価格は下落しています。実は、FIT制度のないアメリカなどでは、PPAモデルが主流なのです。

いかがでしたでしたか。
デメリットを詳しく見ても、長期的な経済メリットや非常時の備え、そして地球環境のためのCO2排出削減という点を鑑みると、メリットが上回っているため、弊社は自信をもってオススメしています。



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