雨漏りに備えましょう

現在、破風板(はふいた)と雨どいの交換塗装を行っています!
高い位置にあり目が届きにくい破風は、気付いたときにはかなり劣化していたということもよくあります。こちらのお宅も塗装剥がれだけでなく、部材そのものが腐食していました。


破風は、建物の顔といわれることもあり、この部分にこだわりを持つ建築主もいらっしゃいます。
お城や神社・仏閣などは、きらびやかな装飾を施しているのが一例です。
しかし、破風は見た目を良くするためだけに取り付けられているのではありません。

「雨・風を防ぐ」
破風(はふ)の最大の役割は、雨や風を防ぐことにあります。建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっていますが、横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があるのです。

「雨どいの基礎」
切妻屋根の長手方向に取り付けられる鼻隠しは、破風板と同様の役割を担いながら、雨どい(屋根まわり)の基礎という実用的な役割も担っています。雨どいは、雨水が壁に直接流れることを防ぐ重要な設備です。雨水を雨どいに集めて流すことで、外壁塗装の劣化を防ぎます。つまり、住まいの耐久性を高める役割があります。

「防火」
破風板や鼻隠しには、雨や風から家を守るだけでなく、火災からも守る大切な役割があります。住宅火災は下から上へ向かって延焼するのが通常です。窓から上がった火が軒に達するのは驚くほど早いため、破風板によって屋根裏への火のまわりを遅らせる役目があります。こうした理由から、破風板には耐火性のある部材を使用します。

また、劣化を放置すると、落下の危険性があります。とくに木質系の場合は、腐食が進むことで剥がれて落ちやすくなります。もともと雨の浸入を防ぐ破風板ですが、防水性が劣化すれば必然的に雨水が屋根に入り込みます。屋根に雨水が入ることで雨漏りの原因となり、気づかぬうちに屋根裏が雨水で腐食していたという事態にもなりかねません。劣化に伴う雨漏りは屋根裏で起こるため、すぐには気づきにくいという特徴があります。さらに破風板が腐食することで、屋根材や外壁材へも腐食が進んでしまう危険性があります。傷みだしたら、早めに対策をとるのが肝要です。

破風板を解体しました

破風板の下地を取り付けました
破風板交換完了しました!これから塗装して工事完了となります☆

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